この世界の片隅に 感想(ネタバレ？)

子供の部活の迎えきてるけど、まだ待ち時間があるので。

この世界の片隅に

観ました。
観たくなかったけど、旦那につきあって。
前評判をいっぱい見せられてたので、どんなに良い映画でも本当に観たくなくて。
結果、後悔。
とても良い映画。それは間違いないですが。
火垂るの墓やはだしのゲンと同じくらい、
辛い。
前評判では、右の人も左の人も大絶賛。
お説教映画でもなければ、思想を反映した映画でもないと。
ただ、日常、普通の女性の日常を描いたものと。
その描写の正確さと細かさが半端無いと。
演じている、のんさんの演技力も半端無いと。
ついでに、細谷さんの広島弁すげー近い！！って思ったら尾道出身だったと。
尾道は広島とイントネーションが違うのでちょっと違うけど頑張ってるって感じ。
佐々木望さんはさすが。
とにかく、最初から最後までストレスなく広島弁を聞けたことは確か。のんさん凄え！！
お姉さんなんか完璧だったしなぁ…

ってな中で。
ダメです。
戦争はダメ。帰ってから泣きまくりました。
これが日常ってダメだよ…
世界では今もこんな生活当たり前かもしれないけど。常に空襲に怯えて、食べ物も無くて、それが日常かもしれないけど。
でも、、今すごく幸せな自分には耐えられない。
目の前の大事な人を守れないこと。
原爆で家族を失った子供が何ヶ月も1人で生き延びる間にあったこと。
描かれてない時間の事も想像しただけで、泣けて泣けて仕方なくて。
エンディングで彼女が遊郭に雇われるまでを見られたのはすごく良くて。そこんとこも想像しながら本編観てたので。
なんて旦那に話したけど、そんなのあったっけ？って感じで。
相変わらず噛み合わないっす。視点は人それぞれ。

悲しいのは今の現実だけで充分です。
また忘れられない物語になりそう。